コロナ対策にビタミンDが有効!日本製サプリ&アメリカ製サプリメントとの違いとは?

子育て

子供の食育を考える時に、食事で足りない栄養素をサプリメントなどで補おうと考える親御さんは年々増えています。

最近では、新型コロナウイルス感染症の予防策として、ビタミンDを摂取することを推奨する専門家も増えています。

しかし、日本のサプリメント業界の真実を知らずに安易に子供に与える事はとても危険な事です。

今回は、このサプリメントの真実について詳しく紹介していきます。

アメリカと日本のサプリメントの違い

世の中にサプリメントが登場したのは、20世紀初頭の欧米が始まりだとされています。

当時に成長に欠かせない物質として、柑橘類から抽出したビタミンなどを摂取したことをきっかけに以降現代までに多くのビタミン剤などのサプリメントが生み出されてきました。

アメリカのサプリメントの歴史

1994年アメリカ政府は、薬であるビタミン剤と、栄養補助食品であるサプリメントを明確に分けるDSHEA(栄養補助食品健康教育法)を定めました。

  • ビタミン剤 → 政府食品・薬品管理庁(FDA)の認可必要
  • サプリメント → 政府食品・薬品管理庁(FDA)の認可不要

これにより、ビタミン剤は健康保険適応の薬として国が責任を持ち、サプリメントは健康保険適応外の食品として製造元と販売元が責任を持つルールとなりました。

DSHEA(栄養補助食品健康教育法)制定前のアメリカでは、サプリメントに対する責任が曖昧だったために、粗悪なものが市場に出回っていましたが、
この法律が制定された以降は、サプリメントの効果効能に対しての責任を製造元と販売元が持つことになったため、製造メーカー販売会社は、サプリメントの効能について科学的な見地から立証する事が義務付られるようになったのです。

参考文献:知って健康!ビタミンの正しい知識 著者 井村守

日本のサプリメントの歴史

日本のサプリメントを管理する法律では、単なる「一般食品」として扱われている状態が続いており、明確な効能についての責任の所在が明確になっていないため、
実際に人体に対する効能を科学的に立証する義務も無く、本当に効果効能があるのか分からない状態のサプリメントが市場に溢れている状況になっているのです。

実際には、効果効能が高い成分を配合したサプリメントを販売すると、本当に効いてしまい副作用が強く出たりしてしまうので、日本で売られているサプリメントは、アメリカのものと比較して、有効な成分量は半分以下のものばかりなのです。

日本製とアメリカ製の比較

コロナ禍で免疫力強化サプリメントとして人気の高まっているビタミンDを例に、日米のサプリメント性能を比較してみました。

日本製 ビタミンDサプリメント 90粒 1日1粒目安

メーカー希望小売価格 915円(税抜)

内容量 22

ビタミンD 1,000 IU / 1粒

アメリカ製 ビタミンDサプリメント 120粒 3日1粒目安

メーカー希望小売価格 876円(税抜)

内容量 70g ※日本産の3倍

ビタミンD 10,000 IU / 1粒 ※日本産の10倍!!

実際に購入する場合は、アメリカ製サプリメントには単品で買うと送料として約800円プラスされますが、
日本製は1日1粒目安なので3ヶ月分であるのに対して、アメリカ製は3日1粒目安なので12ヶ月分の内容量になっています ※日本製サプリメントは割高です

効果効能だけを考えたらアメリカ製のサプリメントは、日本製の10倍の効き目があると考える事が出来るのです。

1錠で10倍の効果効能の違いです。

多くの日本人は、アメリカ製よりも日本製のサプリメントの方が品質が良く効き目が高いと思っていると思いますが、実際には全く逆の状態になっているのです。

子供にサプリメントを与える注意点

上記のように、日本のサプリメントの効果効能が薄いために、子供に与えても良くも悪くも影響が無いのです。

しかし、効果効能の無いといっても錠剤を固めるために使用する凝固剤など、身体に必要でない成分も含まれているので、基本的に日本製サプリメントを子供に与える事のメリットは少ないと考えます。※もちろん大人も日本製サプリを飲むメリットは少ないです

アメリカ製のサプリメントは、強力な効果効能がありますので容量を守らないと大変危険です。

実際に私は、アメリカ製のサプリメントで鉄分(Fe)亜鉛(Zn)を一緒に容量の2倍服用した事がありますが、その時は激しい嘔吐下痢に半日苦しんだ経験があります。

本当に死にそうになりました…

この経験により、改めて薬と毒は紙一重で同じなのだと知りました。

比較で紹介した免疫力強化ビタミンDお受験サプリと言われるフィッシュオイル、デトックス作用の高いクロレラなど子供に与えたほうが良いサプリメントは色々ありますが、
翻訳のアプリなどを活用して、必ず容量を確認して子供には大人の半分以下の量を与えるようにしないといけません。

全ては自己責任です

今回紹介した子供にサプリメントを与える時の注意点ですが、実際には中学生以上のお子さんに対して検討するべきものだと考えています。

それ以下のお子さんに対しては食事を通しての栄養補給が基本です。

サプリメントはあくまでも栄養補助食品です。

子供の正常な成長のために最も必要なものは、家庭で作る栄養と愛情のこもった食事です。

そのためにも、正しい食育を学ぶことが重要です。

子供の食育についての詳しいノウハウを本を書きましたので購入してくれたら嬉しいです。

子供の成長期に十分な栄養を与える事はとても重要な親の仕事です。

少しだけ努力し子育てを楽しんでいきましょう。

『幸せな秀才児』が増えることが最大の喜びです

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