中級レベルのメンタルトレーニングで陥る罠

トレーニング法

ポジティブの先にあるモノとは?

一定数が集まる組織、チームでメンタルトレーニングを行うと、目に見えてその組織がポジティブになり明るく軽やかになってきます。

そうすることが、結果を出しやすくなる要因なのだが、

だからといって、100人中100人がポジティブになってはくれない

必ず3%未満の割合でネガティブな人が出てきます

10人なら1人

60人なら2人

100人なら3人

どんな組織にも、めんどくさいやつが必ずいるものです。

しかし、こんなめんどくさいやつらも、好きでこうなっているのではなく役割としてやってくれているのだとしたら見方が変わるはずです 。

面倒くさい奴の役割

周りがポジティブになると逆にネガティブになる人が現れる。

  • 頼りがいの有る面倒見のよい男性が、途端に細かいことに突っかかるめんどくさい『ネガ男』になったりする
  • 美意識が高く男勝りでクールに仕事をこなしながらも、後輩にはニコニコして若い女性社員の憧れのようなカッコいい女性が、周りがキャッキャと楽しく仕事をし始めると、急に後輩に厳しくあたる扱いづらいお局的存在の『ネガ子』になったりするケースはとても多い

ネガ男ネガ子の口癖は、

「オレはオレ、私は私の考えでいいでしょ!」

「人それぞれ考え方が違ってもいいでしょ!」

組織改革とは逆向きの発言行動が増える傾向にありますが、これは組織改革の視点では良い傾向だと思います。

組織をポジティブにしていくと、今までの足かせが外れ、簡単に良い結果が出るようになる時期が必ず来ます。

しかし、良い結果が続き、それが当たり前になってくると組織改革が停滞し始めるのです。

組織改革の救世主?

こんな時にネガティブな役割をしてくれる人が反面教師として出現し組織の成長を助けてくれるのです。

組織がポジティブに移行する過程では、様々な好転反応が起こります。

  • 上手く行き過ぎて怖い!こんな幸せは長く続くはずない!と激情的にトラブルを起こし悲劇のヒロインになろうとしたり
  • ポジティブ思考とわがままを混同し自己主義が強まる人が増えたり
  • 人の話に耳を塞ぎ、現実逃避し自分の殻に閉じこもったりする人が増えたりします

こうなる原因は、ポジティブ慣れ(幸せ慣れ)していない人が、急な組織の変化に対応できずに、バランスを取るために起こすネガティブ反応なのです。

感受性の強い『ネガ男』『ネガ子』が率先して組織の未解決問題を顕在化させバランスを取っているのです。

これにより、ポジティブな変化がその組織にとって最適なスピードに調整されていくのです

大切なことは、

『ネガ男』『ネガ子』を排除しないこと

彼らはバランスを取ってくれる役割であり役割が終われば元の有益な人材に戻るのです。

感性(センス)が高いからこそ、この役割をやってくれる人達なのです。

彼らの言葉に耳を傾け上手に組織改革を進めていけば大きな奇跡を起こす組織になります。

どんな会社もチームも、変化の時には、荒波にのまれたり、強風にさらされたりするものですが、これは不要な物を浄化するために必要なことだと分かる事も多いのです。

全ては上手くいくために必要なこと

信じて受け止めポジティブに行動することで望んだモノが手に入るのです

良くしたい!

良くなりたい!

と思い始めたことなら、最後まで信じ切る事が必要です。

目の前の事に一喜一憂せずに、

疑わず、逃げず、忍耐強く

これがメンタルトレーニングに必要な要素なのです。

メンタルトレーニングを導入した組織には、この様に停滞する時期が必ず訪れますが、このタイミングで初心に戻り、

何のために?

メンタルトレーニングを導入し、組織改革を始めたのかを再確認する事が重要なのです。

ブレずに進めば、道は必ず拓けます。

激動の時代において、停滞している組織やチームに、メンタルトレーニングを導入することの恩恵は日増しに大きくなっていると感じています。

メンタルトレーニングの導入で組織を覚醒させるためにも、心のトレーニング目標の再確認を大切にしていきましょう。