今さら聞けない!グルテンフリーとは?(小麦の害)_子供の食育

グルテンフリー

子供の食育を考えるうえで、避けては通れない事として、グルテン(小麦)についてどう対応するかを考えなければいけないと思います。

今回は、みんな薄々分かっているけど、大人の事情で中々辞められないグルテンについて詳しくお伝えします。

私のスタンスは、自己責任だから大人は何を食べてもいいけど、自分で選択できない子供の口に入るものは、大人が責任を持つべきだというものです。

健康になろう!と言っているのではなく、正常な成長を邪魔するものから子供を守ろう!と言っているのです。

グルテンフリーが良いとか悪いとかはどうでもいいのですが、悪影響を与える可能性が有るなら、私は我が子にそれを無責任に与えることはしないということです。

回りくどい言い方になりましたが、子供に対しての親の責任とはこういうことだと思います。

日本のグルテンフリーの始まり

日本でグルテンフリーの考え方が広まったきっかけとなったのは、テニスプレイヤーのノバク・ジョコビッチさんの書いた本がきっかけでした。

自身の競技パフォーマンスを下げている要因がグルテンだったと公表し、同じ様に苦しんでいる沢山の人に警鐘を鳴らすためにこの本を書いたようです。

ジョコビッチさんの両親はピザ屋さんを営んでいるようですが、幼少期から食べ続けてきた食事を否定してまでこのグルテンフリーの必要性を説いているのですから、このグルテンフリーについては、一度しっかり考える必要があると私は考えています。

グルテンフリーの定義

  • グルテン ⇒ 小麦
  • フリー ⇒ 束縛されない・含まれない

グルテンは少量なら問題が無いのですが、蓄積され一定量を超えた時に、何らかの症状を発生させてしまうのです。

私たち大人の日本人は、幼少期には小麦や乳製品を食べる機会は今よりもずっと少なかったはずです。

それでも、食生活の欧米化により蓄積されたグルテンが原因で多くの人が苦しんでいる現状にあります。

ということは、子供の頃から小麦が周りに溢れている食生活をしている現代の子供たちはどうなってしまうのか?

近年、日本でもグルテンフリーを店頭に掲げている店が増えて人気になっています。先日東京に行ったときにグルテンフリーのピザ屋さんを見つけたのですが、終日予約で満席で食べることが出来ないほどでした。

既にグルテンフリーは、一過性のブームではなく、常識になりつつ有るのです。

そもそも、何故、小麦グルテンが健康被害をもたらすといわれるようになったのか?

そのきっかけは、様々な研究結果が近年発表されているからです。

グルテンの健康被害

発達障害や統合失調症の患者の尿からは、小麦に含まれる「グルアドルフィン」が平均値より多く検出されている。

グルテンの健康被害と症状

未消化のグルテンは、人間が本来持っているタンパク質と構造が近いため、免疫システムが誤作動し自己免疫疾患が起こる。

具体的には、腸の粘膜上皮細胞に細胞と細胞の隙間を結合しているタイトジャンクションと反応し、自らを攻撃するようになってしまいタイトジャンクションに傷が付き穴が開く、この状態では、未消化の食べ物や細菌などが腸壁から体内に漏れ出してしまい、これが様々な健康被害をもたらす原因となっているのです。

グルテンの健康被害とされている症状
・慢性的な消化不良
・便秘、下痢
・アレルギー反応
・睡眠障害
・片頭痛
・月経前症候群(PMS)
・鬱
・多動性障害(ADHD)
・副腎疲労による倦怠感など
・その他、原因不明の不調全般

これらの多くは現代病と呼ばれる症状ですが、何故近年になって大昔から食べられている小麦が原因でこのような症状が起こるようになったのか?

原因は小麦の品種改良

小麦は古代から世界中で私たちの食事を支えている穀物です。

昔は小麦が主食でも健康被害は起こらなかったのです。小麦が私たちの健康に悪影響を与えるようになったのは、近代になってからの品種改良に原因があるのです。

小麦の原種とされているのは「ヒトツブコムギ」という品種です。この品種は1900年代初めまで世界中で主流となっていました。

1940年代、アメリカでは、国策『緑の革命』をきっかけに、病気や気候変動に強く、生産性の高い現代の小麦の原型となる背丈が低く収穫しやすい矮小小麦が開発されました。

これにより小麦の生産量は数十倍に増え、世界を飢餓から飽食の時代へと変えていきました。現在世界中で生産されている小麦の99%がこの1940年代以降に品種改良された小麦です。

この技術革新は素晴らしいものですが、この品種改良によって、小麦一粒に含まれるグルテンの量も大幅に増えてしまい、多くの人がグルテンを消化分解できなくなり、グルテン不耐症セリアック病などの新しい病気を生み出す要因となったのです。

中毒になる要因

  • 小麦に含まれる「グルアドルフィン」

これらは、細胞表面にあるオピオイド受容体に触れるとモルヒネのような作用が発現するため、依存性が高くなり中毒になるのです。

特に近代の小麦には強い中毒性が確認されており問題になっています。

成長期の子供には、グルテンを排除する

現代の日本で生活する上で、グルテンを完全に無くする食生活は不可能です。学校給食で牛乳が出ており、これを飲まないと選択することでのデメリットも様々あるので、多少の摂取は構わないと考えます。

友達とカフェでお茶したり、給食の時間を楽しむことも子供にとっては大切な時間です。私は自宅以外での飲食については子供の判断に任せるようにしています。

家庭でしっかりと食育し中毒になっていない子供の身体は、毒に対して拒否反応を示します。

重要なことは中毒になるまで蓄積させないことです。

100%排除は無理でも、80%排除なら現実的だと思います。

外では外食を楽しんだり、友達と楽しく給食を食べたりするために最低限の摂取は大目に見て、家庭の食事では可能な限り排除することがベターだと考えています。

他の添加物もそうですが、全てを徹底的に排除すると一般的な生活が出来なくなります。

これでは、肉体は健康になっても精神が不健康になってしまいます。まずは、コントロール出来る家庭の食生活から変えていくことから始めて欲しいと考えます。

さらには、本当の『食べ合わせ』を実践することで、デトックスである「排出」が効果的に出来るようになるので、トータルでは中毒になる程の蓄積にならないと考えます。

今すぐ出来ることから始めて欲しいです。

無知 = 無責任

子供の将来を考えるならば、このグルテンフリーについては自分で納得できるくらいに学んでみること必要だと思います

まずは、調べる!

出来ることから始めてみましょう

これらの子供の食育に必要な『食べ合わせ』のノウハウを本を書きました。

参考にして頂けたら嬉しいです。

『幸せな秀才児』が増えることが最大の喜びです

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