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男女の視え方の違い
そもそも上記のような現象は、男女の視え方の違いが要因となって起こるとされています。 男女によって視えている色が違うなんて驚きですが、この傾向は10歳未満の子供ではさらに大きな違いとなっているのです。男の子の視え方
- 対象物の動きにフォーカスする
- 引きの視点で全体像を視ている
- 大まかな色を視ている
- 全体を単一の色の塊に見ている
- 黒、シルバー、グレー、青などを好む
女の子の視え方
- 対象物の表情、ディテールなどにフォーカス
- 顔など目立つ場所を注視している
- 多彩な色が視えている
- 色の境がくっきり視えている
- 赤、オレンジ、緑、ベージュなどを好む
- 男の子は、1,動く風船に興味を示す事が多い
- 女の子は、2,女性の顔に興味を示す事が多い

男女の視神経細胞の違い
人間は目の網膜で光を感じ、その情報を視神経を通じて脳に送っているのですが、この網膜はミルフィール状の層に別れており、その中には、光受容細胞である【杆状体(かんじょうたい)】と【錐状体(すいじょうたい)】があります。- 杆状体 → 明暗・白と黒を感じ、色に反応しない細胞
- 錐状体 → 色に反応する細胞
- M細胞=大細胞 → 杆状体と繋がっている
- P細胞=小細胞 → 錐状体と繋がっている
M細胞は網膜全体に分布しているので、視野全体の動きを視ることが出来るが、錐状体と繋がっていないため、色を識別する事が出来ない。 P細胞は網膜の中心部にあり、視野の中心を司っているので、対象物の詳細な質感や色などを認識できるが、動きと方向などの情報を認識する事は出来ない。
男女の網膜の違い
男性の網膜は、女性の網膜よりも厚みがあり、全体にM細胞が分布しているのですが、女性の網膜は男性に比べ小さく薄くP細胞が多く分布しています。 この違いにより、男性はM細胞の特性である動きの情報を集める事が優位となり、女性はM細胞が少ない事から、動きや空間認識などの情報を集める事が苦手となるのです。 しかし、女性はP細胞の働きが男性に比べ優位になっているので、色彩や動物の表情など細部に現れる情報から男性には視えない細かい情報を得ることができるとされているのです。
上記の特性は後天的に補う事ができます。
男の子にカラフルな色を見せたり、女の子に動きのあるものを見せる事で網膜の視神経の伝達を強化する事はできます。
しかし、これは子供がそれに興味を持った時に行なう事が望ましく、長所を十分に伸ばした後に、短所を補う順番が重要です。
