心理的安全性とは?
googleが社内の生産性向上のために必要な要素として提唱した ”psychological safety(サイコロジカル・セーフティ)”の和訳。 ビジネスの世界では、社員ひとり一人が恐怖や不安を感じることなく、安心して発言・行動できる環境を整えることで、社員一人ひとりの生産性が向上するとしてこの心理的安全性の高さが働きやすい会社基準の一つとして注目されています。 心理的安全性は子育ての世界でもとても重要な要素です目次
心理的安全性と子育て
具体的には、家庭で親に余裕がなくいつもピリピリしていると子供は親の機嫌を損ねないようにする行動が最優先となり、自分の考えややってみたいことなどは後回しにするようになります。 この状況では、失敗を恐れ困難な事へのチャレンジなど絶対に出来ません。 消極的な子供は、この家庭環境で心理的安全性が低い状況に置かれている場合が多いのです。 大人の世界でも、キレやすい上司のいる会社や失敗を許して貰えない強い縦社会の組織でも全く同じ事が起こり事業成長の妨げとなっているケースは少なくないはずです。コーチの現場から
心理的安全性は、もともとGoogleの組織研究で有名になった概念ですが、子育てにも完全に当てはまります。 私は企業セミナーで心理的安全性の話をした後に、参加者にこう聞くことがあります。 「今の話、ご家庭にも当てはまりませんか?」 すると、ほぼ全員が黙ります。 職場では「部下が失敗しても責めない環境が大事」と頭で理解しているのに、家に帰ると子どもの失敗を叱ってしまう。 高校野球の現場でも同じでした。 チーム内に心理的安全性がある年は、- 選手がミスを隠さなくなる。
- ミスを報告できるから、修正が早い。
- 結果、チームとして強くなる。
学校や部活での深刻な問題
学校や部活などの世界でもクラスやチーム内の心理的安全性が低い事が子供にとって深刻な問題となっているケースが未だに多いのです。 指導力に自信がない教師や監督やコーチほど、子供に舐められないように常に威圧的で、ミスをきっかけに懲罰的な指導を繰り返します。 このようなケースでは子供は失敗を恐れ、意欲的に授業に取り組んだり、競技でも思い切ったプレーなど出来なくなります。 この状態がエスカレートしてくると、ミスを隠すために仲間を売ったり嘘を嘘で隠そうとして親まで巻き込んで大変な自体に発展する事さえあります。 このように、学校や家庭を含めたコミニュティーにおいて、この心理的安全性を高める事はとても重要であり、子育てを上手く行うためには絶対に必要な条件となるのです。
