子育てをする親御さんにとって、我が子の歯並びはとても気になる部分だと思います。
最近では、子供の歯列矯正も当たり前になっており歯並びの悪い子供を見ることは少なくなっています。
しかし、歯列矯正をするには金銭的な負担がとても大きくなります。
我が家でも、子供の歯列矯正をしていますが既に総額で50万円以上の治療費が掛かっており、治療が続く限りはこの料金も増える可能性があるといわれています。
目次
子供の歯列矯正の平均治療費(永久歯が生え揃っている二期治療の場合)
- 表側矯正 40万円〜100万円
- 裏側矯正 60万円〜150万円
- マウスピース矯正(前歯のみ) 10万円〜70万円
- マウスピース矯正(全体) 80万円〜100万円
一般的には、小学生の高学年くらいから永久歯が生え揃うタイミングで歯列矯正を行うケースが多いと思いますがその場合は上記の金額がかかるのが一般的です。
それぞれの治療の内容と期間には違いがありますので料金だけで判断することはできませんが、いずれにせよ元々の歯並びが良い方が治療が簡単になるのは間違いないのです。
子供の歯並びを悪くする3つの原因
- 遺伝などの先天的要素
- 顎の発達不良(食育)
- 虫歯、歯周病などの後天的要素
歯並びが悪くなる原因は主にこの3つだとされていますが、遺伝的要素は仕方がないとしても、顎の発達不良や虫歯などの原因は、私達親の子育てのやり方が影響を与えることを知って欲しいです。
実際に、私の娘も5歳位の時に前歯を虫歯にしてしまい、それが前歯の歯並びが悪くなる原因となっりました。
柔らかい乳歯は虫歯になりやすいため、小さい子供は自分で正しい歯磨きができないので、親が油断するとすぐに虫歯になってしまうのです。
最近では、子供を虫歯にさせないためには歯磨きをきちんとすることはもちろんですが、舌の汚れが口内環境に悪影響を与えることを防ぐことが最も重要だといわれるようになっています。
私は、子供の虫歯予防と歯並びを悪くしないためには、舌磨きをすることをオススメしています。
舌磨きの重要性
私達は、歯の磨き方は知っていても、舌の正しい磨き方を教わることはなかったはずです。
舌には、食べかすや細菌などが付着して『舌苔(ぜったい)』が付いています。この舌苔が蓄積していくと、舌の表面が白くなっていき、そこが汚れと細菌の住処となり口内環境を悪くし口臭の原因にもなっていくのです。
この白く蓄積した舌苔は、歯ブラシで簡単に落ちません。
この舌苔を取るには、専用の柔らかい舌ブラシで磨くことがポイントです。
我が家で使っているのは、上記の舌ブラシです。
下記のような金属製の器具(タングスクレーパー)は、本来インド式ヨガで使われているものであり、専門的な知識がない人が使うと、舌の表面を傷つけてしまうので私はオススメしません。
舌磨きでコロナが防げる?
最近では、舌磨きを含めた口腔ケアにインフルエンザやコロナウイルスなどの重症化を防ぐ効果があるとする歯医者さんも増えています。
参考サイト:医療法人社団仁岳会 西東京歯科医院
参考サイト:加茂歯科医院
さらには、高城剛さんのメルマガでも舌磨きの有効性について下記のように紹介しています。
宮城:
何十年分の菌が舌の奥底に入り込んでいますからね。
舌が汚れている人は咳が多くて、インフルエンザを含めた呼吸器疾患、つまり肺炎や気管支炎、風邪にもかかりやすくなります。
あとは口臭も舌の汚れが原因です。
咳と口臭、それだけで舌が磨かれていないことがだいたいわかります。 Future Report研究員:
インフルエンザも舌磨きで軽減できるという
ことですか。 宮城:
はい、その通りです。
ウイルスと菌は違います。
菌は自分で勝手に増殖できますが、ウイルスは誰かの細胞に入って初めて増殖できます。
ウイルスは体のどこで増殖していると思いますか?
もし、皮膚の上にコロナウイルスやインフルエンザウイルスがいたとしても、強靱(きょうじん) な皮膚の中には入ってこられません。 2020年7月24日 高城未来研究所「Future Report」Vol.475/Part1【宮城歯科クリニック院長 宮城旺照先生1/4】インタビューより抜粋
舌磨きをすることで口内環境が良くなれば、子供の虫歯を防ぐことができ、さらには、気管支系の病気の予防になる可能性もあるのです。
歯磨き後に、舌ブラシを使って舌を磨くだけでいいのです。時間にして1分もかかりません。これを朝と夜の歯磨き時に行なうだけでいいのです。
これからは、歯磨きと同じ様に舌磨きも習慣にして子供の健康を守っていきましょうね。
『幸せな秀才児』が増えることが最大の喜びです
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