子育てをしている親御さんは、0歳~1歳位までは毎日が戦争のような緊急状態の連続の日々です
2歳位になると、幼児教育や英才教育に関心を持ち始め、もたもたしているとあっという間に小学校入学を迎えるケースが多いのではないでしょうか?
小学校に入れば、周りの子供がやっている習い事などで、子供が興味を持ったものをやらせたりしていくのが一般的で、気が付いたときには中学校入学!!となることも多いと感じます
本当に子育てはあっという間に時が過ぎます
目次
幼児教育の注意点
最近は、3歳位の幼児期からの英才教育が注目されたりしています
新しいものではヨコミネ式学習法、
古いものではモンテッソーリ教育なども0歳からのプログラムが体系化され、それぞれ実際に優秀な子供を世に送りだしています
このように、効果的な子育て方法は世の中に沢山あるのですが、気をつけなければいけないこととして、それぞれの優位性だけを妄信的に評価し、そこに預けっぱなしで依存してしまうことはとても危険なことだと私は考えます
1つのやり方が、全ての子供に対して万能な事など無いはずです
子供には、それぞれにあった子育てのやり方があるはずです
本当に大切なことですが、これを親である私達が間違えてしまうと、子供はとても不幸です
自分に向いていないやり方を強要され上手く出来ず叱られることほど苦しいことはありません
理想は、一人ひとりにあったやり方で子育てをすることです
しかし、それには、子供の特性を見極めたり、様々な分析をしなければいけません
理想は、分析学などを利用し我が子の特性などを詳しく理解し、それにあった方法で子育てをしてあげることですが
今すぐにそこまで出来なくても、それ以前に大切なこととして子供の邪魔をしない!ということにフォーカスすることを考えて頂きたいと思っています
子供は自らを輝かせるために正しく成長していきます
邪魔をしなければ!
曲がったり汚れたりするのは環境の影響です
つまり、親が今すぐできることは、子育ての環境を良くすることなのです
自分を理解してくれる大人が周りにいる子供はピカピカに輝きます
ピカピカに輝いている子供は無敵です
自らの可能性を疑わず目標達成のために努力し大きなことを成し遂げます
子供は集中力の塊ですが、この集中状態を維持するためには、何かに熱中する事が必要となります
しかし、この熱中状態と中毒状態は似ているようで全く違うものですが、注意深く観察しないと熱中しているつもりが中毒状態に陥っている事も少なくないのです
熱中と中毒の違い
- 熱中 → 活力が生まれるもの
- 中毒 → 活力を失わせるもの
今の世の中に溢れているモノには、ほぼ全てに心理的マーケティングが施されています
全ての商品広告には、匠に欲求を掻き立てる心理的マーケティングのテクニックが使われ劣等感や恐怖心などを上手に操り購買行動を起こさせるように操ろうとしています
大人でも操られるこれらの手法から子供を守るのは本当に難しい事だと認識しないといけません
我々親が出来る事は、このような心理的に操ろうとしているものから子供を遠ざける事しかないのです。
護ってやる事が必要なのです
子供は本当に素直な生き物
良い環境で育てば、まっすぐ育ち、悪い環境で育てば、いびつに育ちます
本当に子供は素直な存在です
そんな素直な子供に、大人でも衝動をコントロール出来ないモノを与えたらどうなるか?
悪いモノほど短時間で大きな悪影響を与えてしまいます
子供に悪影響を与えるモノとして特に注意しなくてはいけないモノは下記のとおりです
中毒性の強いモノ
- SNS
- youtube
- スマホゲーム
- 小麦
- 白砂糖
- アルコール
- タバコ
SNSにハマると他人のことが気になりすぎるし、youtubeはプロのユーチューバー達が動画を如何にして見させるかの工夫が凄くハマると時間を忘れて動画を見続けてしまうし
スマホゲームもパチンコと同じで、リズミカルな単純操作と音と光の華やかな演出効果でハマると一気に中毒になります
人工的に精製された小麦や白砂糖は意図的に中毒になるように改良されているものも有り、食べれば食べるほど辞められなり体を壊しても辞められないほど怖いものです
子供の健康に責任を持つ親としては、アルコールとタバコはもちろんのこと、口から摂取するモノの中毒は取り返しのつかない事になるので絶対に避けて欲しいと思います
中毒は病気です!
病気なのですから、舐めてはいけません
子供がスマホゲーム中毒になっている時の目を見ると怖くなります
完全に中毒者の目になっています
最近では小学生でもLINEなどのSNSでトラブルに巻き込まれることも増えているようです
子供は素直な存在です
免疫のない純粋な子供に中毒性の強いモノを与えることに対して、子供に与える被害についてもっと真剣に考えて欲しいと思います
一度中毒になったら、辞めるのは大変です
大切なことは、中毒性の強いものを与えない!
ということです
中毒と熱中の違い
この2つは似ているようで全く別のモノとして考えた方がいいです
- 中毒は、爬虫類脳(本能)により衝動や欲求を抑えられない状態
- 熱中は、人間脳(好奇心、探究心)により深い集中状態
熱中によりゾーンに入った集中はとてもいいことです
子供にはゾーンに入る経験を多く積ませて欲しいのですが、中毒で自分をコントロール出来ない体験は絶対に積ませてはいけないと強く思います
ちなみに中毒性の強いモノに共通することは、
- 短期的欲求を満たす
- 単純操作(難しくない)
- 刹那的思考
近年の映画のテーマにも多いようですが、刹那的で思考停止的なストーリーにもハマりやすくなります
○日で記憶がなくなるとか、余命○日とか、人類滅亡とか、最後に必ず正義が勝つとかの映画も単略的で刹那的で深く考えず眼の前のことに対して安直に感情を揺さぶる事ができる中毒性の強いものだと思います
子供には、何事も簡単に結果が分かったり、簡単に満足させてはいけないのです
中毒にさせず、熱中させるコツとしては満足を遅らせるというものがあります
コツコツ積み上げて何かを手にしたり
難しいことを攻略して何かを掴むようなモノに興味を持たせるようにすることが大切です
同じゲームでも、ロールプレイングゲームなどは社会に出てから役に立つとも言われていますので大人の管理下で上手くやらせるのは良いと思います
子供の可能性を潰すのはいつも大人
素直な子供を中毒にさせないように、大人の私達が責任を持った環境を作ってあげましょう
『幸せな秀才児』が増えることが最大の喜びです
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